若狭町は福井県の南部に位置し、若狭湾の一部を成しています。 今回の通過ポイント「熊川宿」は若狭と京都を結ぶ旧鯖街道の宿場でした。現在は国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されており、当時の歴史的景観を残しています。
かつて若狭から京都へ物資を運ぶための多くの経路があり、それらを総称して「鯖街道」と呼んでいました。中でも「若狭街道」が輸送量の多い鯖街道の名に最もふさわしく、天正17年に領主浅野長政により定められた若狭街道の宿場町「熊川宿」が一番栄えていました。