La Festa Primavera 2016

企画主旨・理念

企画主旨

2009年に誕生したクラシックスポーツカーの春の祭典「La Festa Primavera」は、日本の歴史的建造物や名所旧跡が点在する東海・近畿地方を舞台に4日間約1000kmのルートで開催されます。

参加する車は今から半世紀から一世紀前に製造され、それらを操る参加者は愛車を労りつつ遥か先のゴールを目指しますが、完走は容易くありません。 過去のデータでは完走率は8割、2割の参加者は途中で脱落します。

4日間天候に恵まれる保証もなく、完璧に整備したはずの愛車が故障する事もあり得るのに、なぜ参加者は完走の保証もない旅に挑戦するのでしょうか?

それは、クラシックカーの持つ、品格、個性、操縦の楽しさなど、現代車では決して味わえない魅力とともに、己の五感を駆使してゴールまで辿り着いた時の達成感は、参加者の冒険心をかき立て、筋書き通りに行かないからこそ楽しく、自身のライフスタイルを満喫できるからではないでしょうか。

大会は「古いものに敬意を」「いくつになっても、心・少年」「大会を通じて友情の輪を広げる」という三つの基本精神を理念として、クラシックカーの魅力を様々な形で伝え、再生産不可能な数々の名車が次世代へと継承されることを願い、毎春、継続して大会を構築してまいります。

La Festa Primavera 2016 組織委員会