La Festa Primavera 2016

大会レポート

【大会レポート2日目】2016年4月16日

ロングドライブを大いに満喫

2日目となる16日は、約360kmと長い距離を走るコースが用意されていたため、エントラントたちは早い時間からエンジンの調子を確認し、スタートの準備に備えた。昨日と同様、朝から快晴。日焼け止めをしっかりと塗り込み、ウェスティン都ホテル京都を出発した。

ホテルを出た一行は、宇治市の平等院や、奈良の橿原神宮などを経由し、和歌山の島精機製作所で昼食をとり一休み。午後は大阪の大阪府咲洲庁舎へ向かい、再び京都へ。晴天の中、2府2県をまたぐロングドライブとなった。

2日目は、新緑が眩しい茶畑や山あいの風景が美しいワインディングロードと、市街地を通るルートが対照的に構成されていたため、長距離にもかかわらず、エントラントたちはゴールまで運転を満喫できたようだ。

土曜日だったこともあり、各ポイントにはたくさんのギャラリーが応援に駆け付けてくれていた。どの場所にも、子どもたちの姿が多く見られ、一生懸命フラッグを振りながら声援を送っていたのが印象的だった。年に1度、自分たちの町をヒストリックカーが走ることを、とても楽しみにしているという人も多く見られた。最後のポイントとなった建仁寺では、観光に来ていた大勢の人たちも、車が通るとみな夢中でシャッターを切っていた。偶然目にしたヒストリックカーを興奮ぎみに撮影していた人の中には、エントラントに質問したり、車と一緒に写真を撮ってもらっている人もいた。ヒストリックカーを初めて目にした人が、少しでも興味を持ってくれたのなら、それは非常に嬉しいことだ。

3日目は、京都市街から南丹市を通り、兵庫へ向かう。その後、京都へ戻りゴールとなる予定だ。

(文&写真:岩本 美香)
あおはに満天広場で声援に応えるAC ACE BRISTOL
あおはに満天広場で声援に応えるAC ACE BRISTOL
島精機製作所で歓迎を受けるBENTLEY 3.5L
島精機製作所で歓迎を受けるBENTLEY 3.5L
JAGUAR XK140 OTSを迎える人たちが島精機製作所の中まで続いた
JAGUAR XK140 OTSを迎える人たちが島精機製作所の中まで続いた
大阪府咲洲庁舎に到着したDELAHAYE 135にもたくさん応援の声が送られた
大阪府咲洲庁舎に到着したDELAHAYE 135にもたくさん応援の声が送られた
建仁寺でスタンプをもらうJAGUAR E TYPE OTS
建仁寺でスタンプをもらうJAGUAR E TYPE OTS
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