La Festa Primavera 2016

大会レポート

【大会レポート1日目】2016年4月15日

地元と触れ合いながら、名古屋から京都へ

今回で8回目を迎える、ラ・フェスタ プリマベラ 2016が開幕した。今年は、名古屋の熱田神宮をスタートし、京都を拠点に4日間で約1,100kmを走るコースが用意されている。半世紀から一世紀前に製造された50台ものヒストリックカーが、歴史ある名所旧跡や神社仏閣を駆け抜ける。

初日の15日は、正午に熱田神宮をスタート。最初の目的地となるNTP名古屋トヨペットでは、PC競技(決められた区間を決められた秒数で走る計測競技)が行われ、ギャラリーの声援に応えながらも、エントラントたちはみな真剣な表情で競技に臨んだ。スタンプポイントのトヨタ産業技術記念館では、河村名古屋市長からスタンプをもらい、名古屋城へ。

名古屋を出ると、三重県・津市の一心田寺内町へと向かう。ここでは、たくさんの子どもたちが元気な声でエントラントを迎えてくれた。その応援に、エントラントたちの顔も自然と笑顔に。三重ではその後、津市と伊賀市の4つのポイントを経て、宿泊地となる京都を目指した。

三重から京都へ向かう高速道路では、渋滞に巻き込まれてしまい到着が遅れたが、エントラントたちは疲れた表情も見せず、出迎えたギャラリーやスタッフに充実した顔で手を振っていた。行く先々で、地元の人たちから多くの声援をもらい、それが彼らの力になったのだろう。大きなトラブルもなく、天気にも恵まれた1日だった。

2日目は、京都を出発し、奈良・和歌山・大阪を巡る約360kmのコースを走る予定だ。

(文&写真:岩本 美香)
たくさんのギャラリーに見送られながら熱田神宮をスタートするBUGATTI T44
たくさんのギャラリーに見送られながら熱田神宮をスタートするBUGATTI T44
スタート前に交通安全祈祷が行われた
スタート前に交通安全祈祷が行われた
一心田寺内町を走るSTANGUELLINI S 1100
一心田寺内町を走るSTANGUELLINI S 1100
ウェスティン都ホテル京都に到着したGIAUR TARASCHI 750 SPORT
ウェスティン都ホテル京都に到着したGIAUR TARASCHI 750 SPORT
スタッフに出迎えられるCITROEN TRACTION AVANT 7CV
スタッフに出迎えられるCITROEN TRACTION AVANT 7CV
  • Back