La Festa Primavera 2023

大会レポート

【大会レポート1日目】2023年4月21日

春の祭典 La Festa Primavera 2023 が開幕

14回目の開催となる La Festa Primavera 2023。今年は飛騨高山を経由して北陸を走る、初めてのルートが用意されている。初めて訪れる場所では、どんな新しい出会いが待っているだろう。期待に胸を膨らませ、4日間の春の旅の始まりを迎えた。

初夏を思わせる陽気となった1日目。熱田神宮に集まった60台の車たちは、午前11時に出発。NTP名古屋トヨペットでPC競技(決められた区間を決められた秒数で走る計測競技)を行い、スタンプポイントのトヨタ産業技術記念館でスタンプをもらうという、毎年恒例の名古屋市のポイントを経て、今年は岐阜県の中津川市へ。

中津川市に入ると、歩道で手旗を振っているたくさんの子どもたちの姿が見える。車とエントラントたちの到着を、楽しみに待っていてくれたのだろう。こちらも自然と笑顔になる。中津川市では馬籠館でスタンプをもらい、長野県の南木曽町を目指す。

南木曽町に入り、妻籠宿のほど近くにある町営第二駐車場を経由し、北上して木曽町へ。木曽町では、道の駅 三岳でスタンプをもらい、PC競技を開始。太陽の丘公園で引き続きPC競技を行い、再び岐阜県へ。高山市に入り、この日最後のスタンプポイントとなる、道の駅 飛騨たかね工房へ向かう。

道の駅 飛騨たかね工房でスタンプをもらうと、HOTEL ASSOCIA TAKAYAMA RESORT へ。スタートの名古屋と比べると、気温が約10℃も低く、ひんやりと冷たい空気に包まれながらのゴールとなった。

約230kmの道のりを走った1日目。毎年参加しているエントラントも、初めて見る景色に、新鮮な気持ちで運転を楽しめたのではないだろうか。最後のポイントからホテルまでの道中は、道の両側に枝垂れ桜が淡いピンク色の花を咲かせ、山の緑と空と川の青とのコントラストが美しく、心に残る風景を眺めながらのドライブとなった。

2日目は、岐阜県・高山市から富山県を経由して、石川県・七尾市まで、約380kmを走る予定だ。ロングドライブとなる2日目も、新しい景色や人たちとの出会いを楽しみながら、走りきろう。

(文&写真/岩本 美香)
熱田神宮をスタートする BUGATTI T22 BRESCIA
熱田神宮をスタートする BUGATTI T22 BRESCIA
スタート前、熱田神宮での交通安全祈祷
スタート前、熱田神宮での交通安全祈祷
スタンプポイントの南木曽町営第二駐車場に入る BUGATTI T37
スタンプポイントの南木曽町営第二駐車場に入る BUGATTI T37
道の駅 三岳でPC競技に挑む BENTLEY 4 1/4L D.H.C. VANDEN PLAS
道の駅 三岳でPC競技に挑む BENTLEY 4 1/4L D.H.C. VANDEN PLAS
道の駅 三岳でスタンプをもらう TRIUMPH TR2
道の駅 三岳でスタンプをもらう TRIUMPH TR2
  • Back